交通事故に遭われたら
交通事故に遭ってしまったら、まずは「冷静かつ迅速な対応」が大切です。
車のことも心配ですが、まずはご自身の体に異常がないか冷静に判断しましょう。
ピンピンしていて元気でも、事故からしばらくすると内出血で倒れたり、むち打ちがひどくなるケースは少なくありません。
こんな症状は要注意
めまいや吐き気
めまいや吐き気は、「頭」に異常があるサインかもしれません。
一刻を争う場合もありますので、すぐに病院を受診してください。
首・肩の痛み
こちらはむち打ちの典型的な症状のひとつです。
放っておくとひどくなってしまうことも多いので、早めの受診をお願いします。
手足の痺れ
こちらも頭に異常があるときに出てくる症状のひとつ。
またむち打ちの症状のひとつでもあります。
すぐに病院を受診しましょう。
むち打ち症とは?
むち打ち症は「頸椎捻挫」ともいい、交通事故でよく起こる障害のひとつです。
事故で首や頭にむちのような上下に加わる衝撃が加わり、痛みを引き起こします。大抵の場合は筋肉や靭帯が断裂したり必要以上に伸びてしまっている状態。
よく交通事故に遭った人が首に白いコルセットを巻いているところを見かけますが、あれがまさにむち打ちになってしまった人です。
事故後にすぐではなく2~3日経ってから痛みが出ることも多く、治療が遅れてしまう方もしばしばいらっしゃいます。
交通事故に遭い衝撃を受けた自覚のある方は、たとえ症状がなくても早めに病院を受診することを強くおすすめします。